2012年02月12日
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杉並中央図書館まで行ってきた・収穫多数

Written By: 川俣 晶連絡先

 四面道から南下する支流について、青梅街道から分岐する部分が良く分かりません。説明はいろいろあるのですが、現在の位置に即してここだと分かるような資料がありません。なので、もしや古い住宅地図でも見ればヒントがあるだろうかと思って杉並中央図書館に行きました。ちなみに、明日から2週間ほど休館するので行くなら今日しかありません。

ポンコツ自転車川俣号発進せよ §

 成田岬の熊野神社前で左折。そのまま裏道を通るとそれほど遠くなく中央図書館でした。帰りにラフな時間を計測すると、片道約30分。ひたすら効率よく行ける道を開拓するだけの問題でした。

 前回は、乗り換え必須の電車で行ったわけですから、大きな違いです。

 もちろん、無料の駐輪場があるので、自転車で行って何の問題もありません。

 それでも、世田谷の中央図書館の方が近いのは杉並区民としては問題ですけど。

お目当ては空振り §

 昭和44年の住宅地図まではありました。

 しかし、お目当ては空振り。四面道交差点から北東に延びる水路は記載されているものの、四面道から南への水路は影も形も無し。青梅街道沿いの水路も他の分岐水路も全て記載無し。都市化が激しい荻窪周辺では昭和44年でも難しいか。1本でも水路の記載があっただけよしとしよう。

昭和44年の住宅地図その他 §

 芦花公園駅南東部の水路跡は途中から行き先が追えませんでしたが、続きが分かりました。烏山川直結です。

その1

 ちなみに、地図によると環八の陸橋が京王線と甲州街道を一気にまたぎ越しています。(井の頭通りと五日市街道を一気に越えているような感じ)。確か、環八の工事と連動して八幡山駅は高架化したと思うので、これは机上の計画なのかな。それとも、1回はそう作ったのかな。

高井戸村役場 §

 大正10年高井戸西部地図の地図に高井戸村役場が書き込まれていました。

 後で現在の地図を付き合わせて位置を特定してみよう。

謎の池? §

 この楕円マークは何でしょう?

 昭和4年の地図です。

 男窪でも女窪でもありません。環八の工事の影響で潰されて消えて無くなったのかもしれません。

その2

謎の山城? §

 実はこの地図。もう1枚コピーらしいものがあるのですが、それには手描きの文字が書き込まれています。荻窪と西荻窪の中間の善福寺川沿いに、「山城なんたら」と読める文字が……。これは何だろう?

その3

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